活動レポート
2015年4月
2015年4月30日
AFWのホームページを新しくする為、作成をお願いしているコードの安司さん、大井さん、小林さんと打ち合わせを行ってきました。
これまでホームページは自分で作ってきた物ですが、使い辛さだけでなく、伝わり辛さも満載です
プロのかたのお力を得て、構想段階で既に素晴らしいホームページが期待される内容が出来上がってきました
皆さん、私よりも10は歳は下ですが頼りがいのある方々です
浜通りに地縁があるのも助かっています!
6月オープン予定です
私もこれから楽しみでいます
2015年4月28日
いわき市にて住民の方々むけの「福島第一原発リテラシー向上への取組」を行いました。
今日は女性の参加者の方も。
本日もワークショップにお付き合い頂き、ご自身が大切されていることを再認識していただきました。
そしてその大切にされていることを守る、続けるためには福島第一原発と向き合う必要性をご理解いただけたと思います。
後半は資料を用いて、現在の福島第一原発の状況をお話し。
知らなかったこと、知らなくてはいけないこと
そして視察で見るべきことがお伝えできたかと思います。
資料をお渡し、次回2回目は学習会に重きをおきます。
必要とされる方に必要な情報を
会場を無償で2日間お貸し頂いた「いわき青年会議所」様ありがとうございました。
2015年4月27日
いわき市にて一般の方々向け原発リテラシー向上の取組を行いました。
1時間をかけて、参加された方々にマイストーリーを書いてもらいました。
参加者の方それぞれの人生の転機を伺いました。
大切にしているもの、生き方を参加者同士が共有することが出来ました。
この大切にしているものを守るために、そして自分が今取り組んでいる事や仕事を続けるには「福島第一原発」を知ること、自分の言葉できちんと説明できるようになることの必要をご理解いただけました。
マイストーリーで学ぶ動機づけがしっかり出来た後、実際に資料を用いながら福島第一原発の現状を話し合いました。
分からないことを分からないままにせず、忌憚なく何故を引出しながら学習を進めることが出来たと思います。
まずはここから、そして学びの後には実際に福島第一原発を視察していただきます。
そして視察で得た知見を参加された方々が守りたいもの、そしてやりたい事に有意義に活かしていただきたいと思います。
明日もいわき市にて同様の取組を行います!
2015年4月24日
川内村の住民の方々向けに福島第一原発に対する勉強会を行いました
1時間かけての第一原発を学ぶ事に対する意味づけ(暮らしの視点で学ぼう)はしっかり出来たと思う反面
第一原発の状況については、大きな壁を感じました
状況の前に原子力発電所とはといった基礎からの勉強が必要だと感じました
震災から5年目、事故状況よりも、基礎の原子力発電所とはなんぞやの部分が伝わっていない
まずはそこから
焦らずじっくり作りあげていきます
2015年4月22日
新しくwebを製作するにあたって東京有楽町にて打ち合わせを行いました
AFWの取組概念は複雑です
それを分かりやすくお伝えする為には、ただ作るだけの会社さんでは無駄なお金をかけるだけになります
今回依頼したコードさんは、如何に依頼主が伝えたい事、やりたい事が効果的に伝わるかも、しっかりコンサルしてくれます
担当の方のご実家が田村市船引町な為、とても共感し合える方でした
会う人会う人、不思議なくらい縁があります
とても良いwebが出来そうです!
エネルギーのある若い方です
福島出身の熱い若者が東京で頑張る姿に力をもらった気持ちです
一緒に良いweb作りあげていきます!
2015年4月22日
福島学グローバルネットワーク様の総会に参加させていただきました。
福島県を防災観点で学びの場として、主に県外の教育機関に働きがけていらっしゃいます。
少しお時間をいただき、AFWの取組をお話しさせていただきました
総会の中で、今でも福島に行くことに抵抗感が県外にある事をお聞きしました
これからの浜通り、双葉郡を考えるとどうすれば良いのか
福島第一原発と向き合える環境作りが必要と感じました
2015年4月22日
福島市、除染プラザを訪れました。
福島駅東口を出て、左手に歩いて行くとセブンイレブンの隣りに除染プラザがあります。
除染の取組を分かりやすくお伝えする場です
展示物に除染の状況だけでなく、放射線や放射性物質の対する不安にお応えできる資料が沢山あります
そして、職員の方もマンツーマンで教えてくれます
福島ごとを語る方は是非行って欲しい場所です
私も福島市に来た際には必ずよっています
2015年4月18日
川内村さんでの打ち合わせ(福島第一原発の学集会)を終え、時間があったので「いわなの郷」に行ってきました。
川内村にある「いわなの郷」は自分で釣った岩魚をその場で炭焼きして食べることが出来ます。
コテージでの宿泊も可能です。
気軽に運営されている「関」さんにもお声がけください。
とても気さくで色々教えてくれます。
スタンプラリーで迷った際のアドバイスも!
今日は釣りをする時間がなかったので、施設内「幻魚庵」で「いわな定食」をいただきました。
皿に収まりきらない大きさ、そして臭みを取るため丁寧に内臓が取られ、
肉厚で満腹間違いなしの定食でした。
おばちゃんがにこやかにお出迎えしてくれます!
岩魚の郷は川内村の名所の一つです。
静かな森に囲まれた空間はのんびりと過ごすには最適だと思います。
関さんのとなりの岩魚は日本酒用です!
こんな岩魚の使い方もあるんですね。
都会の喧騒に疲れた、日々の仕事に疲れた、ちょっと静かな場所で休みたい
そんな方は私と一緒に行きましょう!
2015年4月15日
福島県相馬市相馬中央病院に勤務され、放射線リスクコミュニケーションに取り組んでいらっしゃる「坪倉正治」先生から、暮らしにおける放射線リスクを分かりやすく学べる教材を送っていただきました。
「内部被曝と外部被曝の違い」「放射能と放射線の違い」「ベクレルとシーベルトの違い」など、初歩的なところから分かりやすく挿絵付きで紹介されています。
AFWは住民の皆様へ「福島第一原発の廃炉作業」と「暮らし」を考える学集会や第一原発への視察を始めていきます。
その時に放射線について、分かりやすくお伝えする必要性があります。
頂きました資料を基に誠実に対応していきたいと思います。
また配布することで、この資料そのものを多くの方に知っていただくことも狙いです。
坪倉先生とAFWの協働での取り組みの始まりになります。
ご協力の感謝申し上げます。
資料名:福島県南相馬発坪倉正治先生のよくわかる放射線教室
発行:ベテランママの会
監修:早野龍吾(東京大学大学院理学系研究科特例教授)
推薦:南相馬市立総合病院
2015年4月13日
先日、福島県相馬市「相馬中央病院」様にお伺いさせていただきました。
同病院で勤務されている「坪倉正治」様「越智小枝」様「森田知宏」様にAFWの活動取り組みへのご協力のお願いにあがりました。
放射線に対する不安を抱えた地域の住民の方々に対して、震災後からケアを続けられています。
私達は医師=専門家といった考えの基、放射線不安に対してハードルの高い要求を医師の方々に行ってしまいます。
しかし「原発事故による放射性物質に対して医学的知見を持った専門化」は厳密には日本にはいません。
放射性物質により汚染された地域の医療関係者が、多くの悩みと模索を重ね、現地医療に携わっているのが現状です。
放射線や原発事故に向き合うことはとても大変なことです。私もこの2年半で模索と悩みとの戦いでした。どうすればこの地域の住民の方が心穏やかに暮らせるか、自分が持ちえている知見で役立つ部分があると思い活動してきました。
AFWは福島第一原発に対してリテラシーを上げる活動をしています。これは住民の方によりそった活動です。扱う題材ゆえに放射性物質による不安を起因とした質問が住民の方より寄せられることは容易に想像が出来ます。
その時、分かる範囲でのご説明をしておりますが、それが住民の方への誠実な対応とは言えないと思いました。
今回お願いにあがった医師の方々は、住民の方々に寄り添い誠実に活動をされてこられた方々です。
住民の方々が分かり易いように試行錯誤を行われてきました。
正しく言えば、医療分野に在籍し、その立場で得られる知見を分かり易くお伝えされているプロの方々です。
これまでの活動で得られたノウハウ、具体的には普段お使いの資料をいただけないかお願いをしました。
これは本来大変無理なお願いです。この4年間で培ったものをくださいと言っているのと同義です。
ですが普段の活動が私利私欲ではなく、被災された方々によりそっていらっしゃいます、快くいただけることになりました。
素性をお伺いすると、皆さん県外出身者です。震災後の福島県の復興のためにこちらに住み、対応なさっておいででした。
AFWの活動にご理解をいただけたこと、そして一人の福島県民、元東電社員としても感謝に絶えません。
この福島県は多くの方が明るい未来に向けて前を向いています。
そしてそれに共感しちからを貸してくださる方がいます。
前を向いていくために皆で手をとりあい進んでいきたいと思います。
根っこの部分が共感できる方々と協働して地域に向き合えることに嬉しく思います。
2015年4月13日
開沼 博さん(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特別研究員)から「はじめての福島学」を献本頂きました。
福島県の作られたイメージを分かり易くほぐしてくださっています。
著書でもあるように「福島面倒くさい」は多くの方が感じていることだと思います。
だろう、らしいでレッテルを貼られてきた私達にとっては分かり易く、県外の方々へ自分が置かれている状況を説明できる根拠が多く載せられています。
福島県外の方も県内の方も、読んで納得される内容です。
開沼さんからご連絡が来た時にはびっくりしましたが、AFWの活動にご理解をいただけているのだと感じ、大変嬉しく思いました。
AFWも先行したイメージを払拭するために現地配信をしています。
浜通り特に双葉郡に特化しています。
福島県全体で起きていること、浜通りで起きていること、浜通りでも相馬市、南相馬市、双葉郡、いわき市ではまったく現状が違います。
どこで何がどのように起きているのか
福島ではなく、地域名で一般の方が説明できるような取り組みを続けていきたいと思います。
2015年4月10日
東京FM様より出演依頼を頂きました。
2月に行いました福島第一原発への視察の内容や現在までの活動の取り組み等
幅広くお話することになります。
私達の活動を通しまして、福島第一原発で働く方々のご苦労や取り組みへの意義、そして働く方々の社会的地位の向上に寄与したいと思います。
生ではなく収録の模様ですので放送日等はまだ未定ですが状況が進み次第後連絡いたします。
2015年4月10日
今日は福島県双葉郡広野町で東京の企業家の方々と協働して行う里山再生への取り組みの打ち合わせをしてきました。
この二日間において、AFWがボランティア団体から法人化への必要性についてメンバーと語り会い、また多くの方に相談にのっていただきました。
震災から5年目となると募金は激減しています。
社会活動的な事業内容は資金調達はとても困難であることが浮き彫りになり
さてどのような形で形作るか悩みあぐねています。
復興予算からの助成金も検討しましたが法人化が条件であり、また私達の事業に合う枠もありません。
助成金を得るための活動では意味がなく、主役となる方々にとって貢献できる取り組みが重要であり、この根っこの部分は個人的には絶対折れることが出来ません。
福島県を支援してくださる方が今も全国に沢山いらっしゃいます。
一人の被災者としてもそのお気持ちには誠実でありたいと思っています。
AFWの取り組みは社会的にはまだまだご理解を頂ける状態にはないとはいえ、頂ける内容には前進していきます。
その先、取り組みが事業として受けられるような団体としているためには法人化はいずれにしても必要だということは分かりました。
近々法人化を行うことにしました。
取り組みを続けることに必要な資金は、取り組みからの報酬としていただけるようにしていきます。
今日お会いした方々にはノウハウとアイディアを沢山いただきました。
それも今後は進めていきたいと思います。
心意気だけでは前に進めず、そして周りの方にご迷惑をおかけすることにもなる
こんな当り前のことに今更ながら教えていただき、実感を持って理解できました。
沢山の方に必要性を求められたことに勇気をいただきました。
経営という概念は苦手分野ですが、乗り越えていきたいと思います
2015年4月8日
東京にてAFWの定期ミーティングを行いました。
これからの事業のあり方について相談し、今後は法人化を目指すことになりました。
現地の方が主役にあり、それを支えさせていただく
それを続けられるよう法人化を目指します。
2015年4月3日
広野町上浅見川箒平地区にて、地区長様、また住民の方と里山再生事業に賛同していただける企業様と打ち合わせを行いました。
5月に田植えイベントを持ってはじめることになりました。
箒平地区に県外県内のお客様を迎えて、かつての活気を取り戻す活動が始まります。
箒平地区に伝わるバーベーキューや炭焼き文化も伝える場を作ります。
また、北海道から農業塾を経営される「風のがっこう」の長谷川先生と協働で新しい稲作に取り組むことにもなりました。
2015年4月2日
広野町古民家再生にご協力を頂けないかと、アレックスカーさんに会いに京都まで来ました。
京都駅内で2時間ほど古民家再生について意見交換を行いました。
大切ないかに地域住民の方に、自分が暮らすふるさとの歴史を守ることの意義を分かり易く伝えるかの難しさを教えていただきました。
2015年4月1日
今日は茨城に移動しています。
以前から私が個人的に進めている「オリーブの枝を基にした釉薬作り」のため、頂いた大量の枝を運搬しています。
広野町は震災後から、いわき市は震災前からオリーブの栽培が行われています
新たな一次産業への取り組みです
オリーブ=実でとれる油
これだけでなく、栽培の過程で剪定した枝木の有効活用が出来ないか
そこから始めました
試作品は既にあります
今後は商業ベースに乗せることを目指しています
そこまでいってから、広野町、いわき市でオリーブを育てる方々に販売ルート、ノウハウ含みで全て差し上げる計画です
今は広野町、いわき市もオリーブの取り組みは個人の手出しで賄われています
お金の支援は簡単ですが、本当に大切なのはお金が労働の対価として入る仕組みを確立することだと思います
オリーブにかける愛情は、オリーブを育てているプライドそのものです
そのプライドを一緒に活動し、日々見させて頂いています
遠回りで時間のかかる支援のやり方ですが、現地の思いにそって進めていきます