廃炉現場の一次情報の発信
福島原発は震災から4年目に入りました。40年以上続くとされる廃炉作業を安全安定に続ける努力が現場で行われています。廃炉現場の一次情報を発信することで、廃炉作業員の方に対する偏見を取り除き、しっかりと仕事にやりがいを持って取り組んでいただければと願っています。
1.講演活動
原発作業員の方々の実情は現地で長年働いていた者、浜通りの地域性、経済性を理解しているもの、そして監督作業をしていた人間にしか全体像は語れません。
代表の吉川は福島原発の保全業務に関わった経験を活かし、震災前そして震災後の作業員の方々の労働環境、生活環境の実態を講演しています
福島第一原発を1日も早く安全に安定して収束させるには現地作業員が抱える問題を解決し、収束及び廃炉作業に専念できる環境を作らなければなりません。
震災から4年が経ちましたが、彼らが抱える問題は依然解決されてはいません。
40年以上は続くとされる作業にも関わらず、社会的な原発作業員への評価は低く、時に放射能不安から差別偏見にも繋がっています。
それに加え、福島原発周辺が管理区域である為、生活の基盤である住居の確保もままならず、長時間通勤が慢性化しています。
長年原子力発電所の保全に関わってきた人間として、若手を育てられない環境及びベテランが辞めていく環境は原子力安全面においても大変危機的状況です。
講演会では、「福島原発に関わる方々の労働環境と生活環境の改善の訴え」と「福島第一原発廃炉の問題点」をお伝えしています。
次世代へ責任を持って引き継げる環境を作りあげていく事を訴えております。
個人、団体、企業問わず、講演させて頂いております。
講演実績
・埼玉県飯能市・茨城県水戸市・群馬県前橋市・新潟県新潟市・東京都八王子市、長野県北安曇郡池田町
・長野県大町市大町温泉郷・富山県富山市・福井県福井市・富山県富山市・栃木県日光市・宮城県仙台市
・北海道札幌市・JR東日本労働組合「政経フォーラム」・東京都狛江市・福島県いわき市・東京都両国
2.現地ガイド
福島第一原発の発電所構内で起きている事だけが問題ではありません。
福島第一原発周辺の地域性、経済性を理解しなければ、なぜ原発作業員の方々の生活環境が劣悪なのかは見えてきません。
また、原発事故により避難生活を送る方々の実情や思いも、仮設住宅だけを知っても本質を理解する事はできません。
現在、福島県双葉郡の居住制限区域、避難指示解除準備区域までは一般の方でも日中立ち入りが許されています。
ですが、現地の人間のガイドなしに見ても、震災前後の移り変わりを理解する事は困難です。
個人、団体、企業問わずガイドを行っております。
発信力のあるメディア関係の方々には、まず地域性を理解してもらう事が重要と考えています。
正しく現地理解をして頂くため、原発作業員の方々の目線と原発事故被災者の方々の目線、両方でご案内させて頂いています。
誤った現地理解による、誤解や偏見を一つでも無くす為活動しています。
3.福島第一原発で働く方々に感謝を送る活動
2014年6月~9月の期間において夏場の物資支援を行いました。
2014年6月23日 インナー500着をお届けしました。
2014年7月28日 インナー600着をお届けしました。
2013年11月~2014年3月までに計6回の物資支援を行いました。
2014年2/12(水)機能性インナー上700着下500着をJヴィレッジにお届けしました。
2014年1/27(月)機能性インナー上下450着(計900着)をJヴィレッジにお届けました。
2014年1/10(金)機能性インナー上下550着(計1100着)をJヴィレッジにお届けました。
2013年12/10(火) カイロ6万個をJヴィレッジにお届けました。
2013年12/5(水)機能性インナー上下1000着(計2000着)をJヴィレッジにお届けました。
2013年11/22(金) カイロ3万個をJビレッジにお届けました。