廃炉と向き合うための学習支援
2011年3月11日からの約4年間に渡る報道によって、原発事故被災地のイメージと、その実態に大きなギャップが生まれています。除染を終え、帰還が始まった地域での暮らしが始まっています。
廃炉は40年間続くといわれています。旧避難地域で暮らす以上、廃炉による暮らしのリスクをきちんと評価し、暮らしに活かしていくことが求められます。
一方で、廃炉と共に暮らす基礎知識を持ち得ている人は、どれだけいるでしょうか?「子どもを住むリスクは大丈夫?」という親類からの問いに胸を張って答えられる人は何人いるでしょうか?
アプリエイトフクシマワーカーズは、民間で初めて福島第一原子力発電所の廃炉現場への民間現地視察を実現しました。
単発での現地視察とは異なり、実際の自分の暮らしと廃炉の関係性を参加者それぞれが明確にするワークショップを事前に開催しました。
帰還を検討するための基礎知識が求められていると思います。
6月にいわき市、南相馬市、川内村の住民の方々と一緒に福島第一原発を視察します。
2014年2月16日に民間としての初めての視察を実現しました。
東京電力との交渉を行い、今後も継続的に視察を行えるようになりました。
視察に際して事前のワークショップ、勉強会を行い、視察にのぞまれる住民の方々に対してお連れするだけではなく、理解できる状況の構築も行います。
現在各地域で復興に取り組む方々の協力を得ながらお声がけをさせて頂いております。一般公募はしておりません。
いわき市、南相馬市、川内村の住民の方々と一緒に勉強会を始めました。
暮らしの視点で福島第一原発を学ぶ学集会を行っています。
各地域でまずは月1回から、各地域で復興への取組みに尽力される方々がご自身の言葉で「福島第一原発」が語れるようになるため、廃炉の取組みだけでなく、原子力発電所の基礎も含めて学集会を行っています。
現地で放射線に対するリテラシー教育を行っている方々「長崎大学様」「坪倉正治のご協力を得て、放射性物質への不安解消も同時におこなっています。
福島第一原発と本当に向き合える仕組みが始まっています!
1.廃炉と共に暮らすための基礎知識
ワークショップ
福島第一発電所の現地視察に向けた事前ワークショップを実施。
福島県で生活される方々に「廃炉への取り組みリテラシー」を向上には「視察」はとても重要です。
ですが、視察をすることで得た経験を自信の生活に活かすためには視察の目的を明確化することが必要です。
私達は「廃炉」を身近に感じることが難しい方々へ、廃炉を身近な問題として考えることが出来るようになるワークショップを行います。
2.福島第一原子力発電所への現地視察
の実施
2014年2月16日、民間一般人として震災後初めて「福島第一原子力発電所の視察」を実現しました。
福島県で生活される方々が視察を行えるよう、東京電力と交渉手続きを行います。
注:未だ発電所は一般の方が自由にいつでも視察に入れる状況ではありません。視察可能な日程で募集をします。また現場で働く方々、廃炉の取り組みを阻害しないよう視察を希望されます方と代表が直接面会し信頼関係を構築した上で進めさせていただきます。ご理解をお願いします。
視察に際してのご不安を解消するための事前検討会も行います。