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2014.1.27

機能性インナー(例ヒートテック)900着をJヴィレッジにお届けしました。

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1月27日にヒートテック900着(上下450着)をJヴィレッジに届けてきました。

段ボールで23箱になります。

今回も購入先は「ワークマンいわき四ツ倉店」様
搬入は「赤帽 いわき市久ノ浜店」様
にお願いしました。

私達の活動を通して、現場で働く方々へのご理解を頂けています。

今回で5回目になります。
トータルで4000着(上下2000着)になりました。
現地働く方々のプライバシーを守るため、喜んでくださっている顔写真やお名前はだすことが出来ませんが、伝聞で皆さん大変喜ばれていると聞いております。

現在はJヴィレッジの玄関にて配布しています。
福島第一原発の入退域管理所、福島第二原発構内企業棟(こちらから、第一に行かれる作業員の方も多数いらっしゃいます)でも配布が出来るよう東京電力と協議中です。

その協議も元知り合い故に、腹を割って話せるのが強みでもあります。
相手側の事情に精通している為、もめることもありません。

実は届けるのは屋外倉庫になります。
ただ届けるだけなら、ほとんど人にも会わずひっそりと終わります。
ですが私は毎回、Jヴィレッジ建物内に入りお話しさせてもらっています。

私が活動で得た情報をお伝えし改善して頂けないか相談するためです。
原発作業員の方々のお話しと広野町の方々のお話しです。

実際に一つ、ご紹介いたします。

広野町では、毎夕原発作業員の方々、除染作業員の方々の通勤により
大渋滞が発生します。
その際、一部の方が裏道を使い、急ぐがゆえに児童の通学路を普段より配慮が足りない運転をされています。
それの事が町の方から見れば大きな問題となっていました。
どうにか改善したくとも町では中々出来ません。

この件について、Jヴィレッジ内にある復興本社へ相談に行きました。
町の方からの意見は裏を返せば、除染作業員の方々や原発作業員の方々への偏見に繋がります。
極一部の配慮不足が全体悪に簡単に繋がってしまいます。

この問題改善は広野町、除染及び原発作業員両方共通の問題です。

東京電力では企業連絡会(通称:安推協(あんすいきょう))というものがあります。
その場でこの議題を出して頂きました。
福島第一原発、第二原発、広野火力に対応対策をする旨周知されました。
また除染についても、東京電力も関わっているため対応協議中です。

改善に向けて、会社に動いて頂いた事例として紹介させて頂きました。

これからも届けるだけに収まらず、状況改善に努めてまいります。