福島原発で働く方々と原発事故被災地を支援します
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現地の作業員の方々は支援を待っています。
そしてそれは被災地の復興と同時に進めなくてはいけません。

作業員の方々を支援する必要性、そして私達に出来ること。

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東北大震災から2年半が経過しました。
原発事故からの復旧、廃炉作業は今も不安定な状態で続いています。
しかし世間では原発事故の影響は矮小化され今では関心を持つ方が少なくなっている状態です。

現地作業は過酷な状況です。震災後に比べ、放射能被ばくを管理できる状態になったとはいえ、今も部分的には近寄ることすら出来ないほどの高放射線区域があります。また、爆発事故により空調設備が破壊され現場作業の殆どは、気温に左右され、夏場は非常に暑く、冬は非常に寒い、放射能被ばくを除いても労働環境として大変厳しい状態が続いています。

作業員の方々はプライベートも大変な状況が続いています。
双葉町、大熊町、浪江町といった原発立地町村に住んでいた方々は避難生活を送られています。避難先は通勤を考えて選べる状況ではありませんでした。
ほぼ全ての方が、片道2時間以上もかけて福島原発に通っています。
また、震災後、初めて原発に入られる方々は福島県内の慢性的な賃貸住宅不足により、民宿の大部屋やプレハブ住宅に住まわれています。

このような不遇が震災後改善されず、日の目を浴びることもありません。
疲弊しきった彼らは「辞めざるを負えない」状況に追い詰められています。

結果、福島原発作業の安全知識、設備知識、作業知識を持った方々が続々と辞めていっています。その穴を埋める形で全国から原発作業を初めて行う方々が増えているのが実情です。

最近ではようやく、作業員の質の低下が叫ばれるようになりました。
しかし、具体的に改善する動きは未だ見られません。

福島原発の廃炉作業は希望的観測で30年~40年と言われています。まだ2年半しか過ぎていない中、作業員確保が難しい状態に陥ってます。

福島原発を安全に安定して廃炉にするには、作業員の方々にかかっています。しかし彼らを支える仕組みはありません。

今の仮初でも平和な日常が送れているのは、現地で不遇な状況下においても懸命に作業されている方々のおかげだと言っても決して過言ではありません。

そして安全、安定した廃炉作業を行っていくには作業員の方々を支援し続けることが必須です。

その為に私達が出来ることはなにか?
発電所構内の労働環境を変える力はありません。しかし彼らが生活を営む場を作りあげることはできます。
彼らが普段住んでいる地域は、原発事故被災地です。
まだまだ復興が進んでいません。

被災地の復興進めることが間接的に彼らの発電所を一歩外に出た生活環境基盤を整えることになります。
これは民間の力でも十分改善を進められることです。
Appreciaite FUKUSHIMA Workers は現地で働く方々を応援、支援する団体です。

作業員の方々だけを対象としておりません。
共存する被災地の復興も同時に進めていくことを目的にしています。
政府や東京電力だけが、現地の作業員の方々を支えるのではなく、民間も支えていくことが必要不可欠だという思いから発足されました。

現地の方々を一緒に支えていきませんか。

私たちの想いをもとに動画を作成して頂きました。